暗闇レストラン

行ってきましたー

目隠しをして 見えない状態で食事をするというのが 今 世界的に はやっているらしい
暗闇レストラン 暗闇ごはん  ブラインドレストラン です


住んでいるところの視覚障害者の会が主催でやってくれました。
試みにやってみようということになったようで
公民館で開催されました

これは第一回



目の見えない代表の方は「こんなに大きいイベントになるとは思っていませんでした」と。

嬉しい誤算だったようで、申し込みはいっぱい。

32人のお客さんと

ボランティアさんがたが いっぱい、報道の人たちも集まっています。


実はね

頼まれなかったら 行かなかったよきっと

「ボランティアは集まったんですけど、お客さんが集まってなくて・・・お願いします」
と頼まれたのよ。

蓋をあけたらいっぱいになったんだけどね
まぁ頼まれた




と、いうことで、近所の者どもを巻き込んで行ってみました

なんか わかんないけど 行ってみようよ 
あそこの創作料理店のランチが700円で食べられるんだよ

自治体から補助金が出るので おいしいランチが700円!

よっしゃ行こう行こう



行った





行って良かった!




なんかすごい体験ができた

料理がよかった、とかじゃなくて、目が見えないってこういうことか、とわかった。


目が見えないということは 不安でいっぱいなのだ

まず廊下でアイマスクをつけて

大きいホール(お食事会場)に入り、その中の自分の座席(パイプいす)まで案内してもらいます。

ボランティアさんに連れて行ってもらうんだけど つまづいてしまいそう
おそるおそる進みます


ここで学びました  あぁそうなんだ。目の見えない人を誘導する時はこうやるんだ!
ひじの少し上を持ってもらい 誘導する人はその手を動かさずに誘導します

前、白い杖を持った人が赤信号を渡ろうとしていたことがあった。
「赤ですよ」と声をかけて、ご案内したことがあったんだよ

あれはヘタだったなー
今おもうとヘタだった!
何の知識もなかったもん。
今ならじょうずにできる!


テーブルにつくと 説明があります

説明 : 手前にメインディッシュのお皿、お皿には魚のフライと ローストビーフと スペアリブ がのっています


まじかー 超ごちそうじゃん♪



説明 : 右手前にお箸とスプーン、フォークがあります


説明 : 左奥が茶碗蒸し、その手前に・・・・・・・・・


それぞれお皿を触ってみる。

うん、わかった。


では、いっただっきまーす





サラダを食べてみました

三角食べをせよ、と教えられた世代です
器を口によせて 食べ物をかきこんではいけない、と教えられました
手で食べる、なんて言語道断
食べものを手で触るなど マナー違反です




食べている間に これを全部やりました


三角食べなど してはいられません
サラダの器を持ったら、もうサラダだけ 食べつくす!

だって一回置いたら、もう どこに行ったかわからなくなってしまう


サラダを食べつくして、次のお皿に移動した時に 後ろのボランティアさんが言いました

ボランティアの高校生男子 : サラダ、まだ残っていますけど、いいですか?

なにっ?! 残ってるの?

ボランティアの高校生男子 : 少し残ってます


んーーーー  食べつくす!


あ ほんとだ 葉っぱが残ってる。よっしゃ食べた。

ボランティアの高校生男子 : まだお豆がひとつ残ってます


(笑) (笑) (笑) (笑) (笑)  お皿を口に持って来て、かきこむように食べました


じゃ、メインディッシュにいくよ


あー これは ローストビーフだねー  んまー
おいしいけど、こんなにいっぺんに口に入れるつもりはなかったなぁ

口の中がローストビーフでいっぱい


んーーーーー 楽しめない 食事を楽しめない
もごもごもごもご




次 季節の茶碗蒸し   あ いくら!!! イクラがのってる茶碗蒸しだよー


がーーーーーー

くやしーーーーーーーーーーーーー


茶碗蒸し見たいーーーーーーーーーーー



黄色いプリンとした茶碗蒸しに イクラがのってるんだよ
創作料理店のあの店長が作ったお料理だよ
さぞかし美しい茶碗蒸しなんだろうなー

でもミエナイ

くやしい、見えないーーーーーーー






視覚からの情報は8割だと言いますが 本当です



見えない世界では 手前の30cmが全て。
そこにあるお皿、そこにあるお料理が全てになります。

アイマスクをはずした時に 「こんなに広いホールだったんだー」 というのがみなさんの感想でした


食べ物の味は わかるんだけど、なんだか美味しくない。


人は目で見て 安心して、おいしさをかみしめるのですね

「隣の人と雑談しながら食べてくださいね」と言われても

隣の人がどこにいるのかわかりません 話はできないよ


アイマスクをとっていい時間が10分ありました

その時に 見ず知らずの隣の人と だーーーーー っと喋りました
「ティラミス食べるの難しかったですねー」など。




んー いい経験をした
終了後、一緒に行った者どもと話をしました


「ひとつひとつ かきこんだ」
「前に壁があった」
「フォークにティラミスがついてこなかった」



同志よ!







機会があったら行ってみることをオススメします

暗闇レストラン 暗闇ごはん ブラインドレストラン!











この記事へのコメント

たた美
2017年09月06日 00:50
世界中で人気になるのもわかるよ
いい経験だほんと
中高生に経験してもらうといいかも
chacha
2017年09月09日 04:19
良かったね、いい経験だったね!!
想像するだけじゃ、分からない世界だからね~
レストランだけじゃなく、他の体験もやってみたらビックリするだろうね。
耳を遮断するとか、言葉を話さないとか、車椅子などなどの体験。そういえば、自閉症の子が見える世界ってとんでもなく、恐ろしいらしいよ!!
見える世界、聞こえる世界がまるで違ってるから、怖くて騒いだり耳ふさいだりするらしいです。どんなかみてみたい。
ま、老眼になったらこんなに見えないのも、若い人には想像できないだろうな(^^;)
たた美
2017年09月09日 14:27
針に糸通すのとか、なんなくなってくれるからね、若い人は。
「なんで見えるの」とか思うけど、自分も見えてたもんなー。
母が「この年になるとあの時お母さんはこういう気持ちだったんだってわかる」って言うことがあるけど、その立場や状況に置かれてみないと想像もしないよね。
自閉症の子は毎日おそろしい世界に身を置いているのかぁ。
それを想像したこともなかった。
見えるって幸せだし、見えない幸せもあるんだねー

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